日記

秘書検定1級受験体験記

長い空白でブログの書き方も忘れてしまうところだった。空白の理由は子供が出来てしまったことで、仕事を続けることで精一杯、好きな本を読むことや映画を観ることも出来ないくらいの体調の悪さにブログどころではなかったのだ。昨年5月は【マナーの勉強】と…

2004年2月5日のメモ

ブログをはじめる前というのは、覚書は手書きでしていた。2004年2月5日のメモを途中で切れてはいるが、データ化しておこうと思う。 ジェントルマン・海軍・海賊=イギリス資本主義、金融資本主義の発達と不可分の関係にある。 自然誌とは「蒐集の情熱と分類…

SUNNY SATURDAY

気持ちよく晴れた土曜日。久々に、何も予定をいれていなかった日なので、家の掃除を3時間ほどしました。「しばらく忙しくて何もできていなかったな、やれやれ」などと、ひと息ついて暮しの手帖社『暮しのヒント集』を読みました。ぱらぱらと時折開いてそこに…

祖母への葉書

青森新町の戦前の絵葉書を手に入れた。古本屋では昔の絵葉書、地図なども取り扱っているところが多く、古書市でも本ではなくこれらのみを目当てに来る客もいるのだけれど、私にとってこのような紙ものコーナーは、一枚一枚絵柄を確認していたら時間がいくら…

お得意さんへの昇進

前に日記を書いてから3ヶ月も経ってしまい、ログイン時のパスワードも忘れかけておりました。今まで本か映画の感想がほとんどでしたが、今日は日記らしい日記を書きたいと思います。 昨年、すごく行動力のある人と知り合い、その人の話を聞くにつけ、「これ…

簿記検定をなめてました。(附:簿記のルーツ)

最近、簿記の勉強をしています。「その快楽がいちばん、金のかからぬような人間こそ最も富める者である」と言うようなソローや、清貧に生きたアッシジの聖フランチェスコが大好きである私は、お金に関して無頓着というわけでもなく、それなりに節約の工夫を…

反復にある粋?

ここのところ、「反復の魅力が少しわかるようになったのかな」と、感じている。昔は、筋を知っていたり想像出来たりするような話には全く興味を持つことができていなかった。知らない世界がありすぎて、例えば時代劇を繰り返し見たりするのはおじいさんおば…

レッカリーとアイスワインのこと

食べたことのない輸入菓子をみると、つい味が気になりいろいろ買いたくなってしまうので、なるべく輸入食品の店に行くのを控えています。でも、先日、知人に付き添って輸入食品店に入ってしまい、案の定結構な金額になる量を購入してしまいました。 いくつか…

太陽は夜も輝く

先日途中で投げ出した職務経歴書を2時間かけてやっと完成させた。あとは、これをちょこちょこ応募する会社に合わせて書き直すだけだから楽だ。嫌なこと、ひと仕事終わった後は映画を観たくなる。今日の仕事の後に選んだのはパオロ&ヴィットリオ・タヴィアー…

ビブリオマニアへの道

16−20世紀にヨーロッパで刊行された美本の図版が満載の荒俣宏著『稀書自慢紙の極楽』は、ビブリオマニアの指南書のような本だった。ビブリオマニアとはなるべくしてなるもので、ビブリオマニアになりたいと思ってなるという人もそうそういないと思うけれど、…

帽子屋と眼鏡屋

今日は、いつも入りにくいと思っていた二つの専門店、帽子屋と眼鏡屋に入ることが出来た。帽子屋のほうは、祖父の誕生プレゼントを購入するために入った。自分自身があまり帽子をかぶらないので、古くからある帽子専門店の雰囲気は好きだけれど買う気もない…

職務経歴書を書き疲れて

2月だ。今の仕事の契約は更新しないことにしようと思っているので、4月からの仕事を探さなければならない。いつもの私なら、「折角仕事をいったん辞めるのにのんびりしない手はないじゃないか」と、貯金の続く限りのんびりするのだけれど、今回は貯金もない…

読んでしまった漫画

ここのところ忙しくしており、いつも寝る時間が早いのに遅くまで仕事をしていた。 私には、忙しい時、すごく漫画を読みたくなる傾向があるみたいで、忙しい中ながら少しずつ毎日漫画を読んでいた。そんなに漫画を読むほうではないのだけれど、お宝漫画として…

Endless Work

しばらく副業+風邪で日記を書く余裕がまったくなかった。週に3日くらいは何かしら書ける余裕のある生活をしたいな、と思う。「正社員という労働形態は合わないな」と思っている理由は数々あるけれども、自分の時間がすごく少なくなってしまうということが理…

冬を迎えるにあたり

クリスチャンではないのだけれど、なぜか私にとって、西洋の聖人とか天使は、馴染み深い存在である。小学校時代、「マイバースデイ」という占い・おまじない雑誌を愛読しており、そこでよく紹介されていたからかもしれない。昨日、11月30日は、聖アンドレア…

仕事を休んで…

京都百万遍にある知恩寺の古本市に行ってきた。日曜まで開催しているのだけれど、初日に行きたくて仕事を休んだ。仕事を休んだ甲斐あって、前から欲しいと思っていた本をたくさん安値で購入することが出来た。古本にかけられているシートが営業開始時間きっ…

四天王寺のカメ

四天王寺の古書市に行った。はじめて行ったから常にそうなのかわからないけれど、規模がちょうどよくて良いな、と思った。下鴨神社の古書市などは、出店数が多すぎて全部みるのに疲れるけれど、今回の四天王寺の古書市は、全店じっくり一回まわって、もう一…

いちブロガーとして(2)

高校野球のニュースはつい気になってみてしまう。ついでに言うならオリンピックのニュースもついついみてしまう。普段、スポーツには関心を持てないでいて、あまりに関心を持てないでいることがかえって悩みであるのにも関わらず。試合を何が何でもみたいわ…

いちブロガーとして

時代の速度についていくのは大変だ。携帯電話は、高校のクラスの40人中30番目くらいに使い始めた。大学時代は、レポートを作成するためだけにパソコンを使用していた。大学を卒業してからは、テレビをビデオやDVDをみるための液晶としてしか使用していな…

死のイメージの遊園地

最後に遊園地に行ったのはいつだったか、たぶん、8年くらいも前だ。これから死ぬまでに遊園地には何回行くことがあるのだろうか、観覧車やジェットコースターには何回乗るのだろうか。エキスポランドでのジェットコースターの死亡事故と韓国での観覧車の死亡…

食事と気分

森茉莉生誕百年を記念して出版された『森茉莉 贅沢貧乏暮らし』という本がある。森茉莉の文章の中に出てくる食べ物を再現した頁が多い。料理の写真は、どうしても文章によって膨らんだイメージに程遠く感じてしまう。けれど、いつか自分で彼女の著作の中の食…

まつりのあと

斎藤美奈子の『趣味は読書。』によると(2003年発行の本なので、現在とはちょっと状況が違うかもしれないが)、もし日本が100人の村だったら、趣味として本に一定のお金と時間を割く人はせいぜい4、5人といったところ(数にして500〜600万ほど)のようだ。大…

無知は犯罪である

30日、小田実さん、I・ベルイマン監督、M・アントニオーニ監督と、私がその作品に触れたことのある人が相次いで亡くなった。小田さんについては、長くはないと知っていたけれど、こんなに早くとは思っていなかった。小田実さんが亡くなったことを知り、小…

天青石と輝安鉱

久々に鉱石を購入した。マダガスカル産の天青石とルーマニア産の輝安鉱。昔は、よく鉱物の即売会に出かけて鉱石を収集していたのに、最近5年くらいは、わざわざ出かけて買うことはしていない。即売会に行くと、ついつい5000円以上とかする高値の鉱石でもたく…

アップルパイ

今日、アップルパイを買った。アップルパイをみると、尾崎翠の『アップルパイの午後』という戯曲形式の小品を思い出してしまい、ついつい買いたくなってしまう。この題名、なんて素敵なんだろう。そして、もちろん、内容も。兄と妹と友達と、登場人物は三人…

タイトルについて

ブログをはじめることにした。タイトルについて。「カメと散歩する」という意味。1800年代半ば、パリのフラヌールは、「カメを散歩させる」ことを優雅だと考えていたようだ。フラヌールとは加速する近代化の中でゆったりすることを好み、街や通りをぶらぶら…